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cafe DENQUINA〔カフェ デンキーナ〕|夙川・苦楽園のカフェ

EVENT & NEWS

2021/May/06

西宮北口「STUDIO DEN PLUS EGG」社員食堂が始動、近々スタンドオープンの予定。

昨年9月に苦楽園・松風町での営業を終了して緑のお家で新しくスタートするとお知らせしていましたが、飲食店の新規オープンが難しい状況が続いていることもあり、まずは西宮北口の新しい社屋「STUDIO DEN PLUS EGG」の1階にキッチンをつくりました。

そこは「DEN PLUS EGG」の新しい社員食堂。神戸のフレンチ・ビストロ『LA TABLE DE YAMASAKI』の山崎洋介さんをシェフにお迎えし、フレンチの枠を超えてできるだけ安全で安心なプレートランチを日替わりで用意していただけることになりました。

新生・社員食堂1日目はコルドンブルー(ハムとチーズを挟んだチキンカツレツ)と野菜スープ。

「ほんとうに楽しいですね!」と社員食堂2日目を終えた山崎さん。「ここでは社員のみなさんのことだけを考えて料理をできて、そのうえ喜んでもらえるんです。こんなに楽しいことはないです」と生き生きとした表情で話します。

『DENQUINA TO-GO』がこれまで大切につないできた「天野菜果園」の新鮮な野菜やオーガニックの調味料に加え、肉や魚は山崎さんのお店で使っている卸先などを活用し、バランスよく食材を調達しています。

「できるだけ身体にいいものをと思い、素材選びに気を配ることはもちろん、加工されたものは使わずに、スープは水と野菜と塩だけで調理し、ソースやドレッシングもすべて一からつくっています」。

4年前『DEN PLUS EGG』で社員食堂をスタートした理由の一つに「いい仕事をするには、いい食事と暮らしから」という考えがあります。どんなに忙しくても、お昼にはきちんとした食事をおいしくいただく。スタッフみんなが同じテーブルを囲んで、何気ないおしゃべりをしたり、時には仕事の話もしたり、スタッフにとって食堂は大切なコミュニケーションの場でもあるのです。

「ぼくはコミュニケーションが一番大切だと思っているので、スタッフから直接感想を聞けたり、ちょっとした会話ができたりできるのがほんとうにいいですね。『おいしいかったです』のひと言がどれだけうれしいか」。山崎さんはお店での普段の仕事と違う感覚を使う社員食堂が、自分の仕事にもいい刺激になると考えています。「他のジャンルのいろいろな料理人たちともこの場をシェアをして、ゲストで登場してもらうのも楽しいと思っています。

そしてこのキッチンをベースに、近々社員食堂ランチボックスを販売する予定です。西宮北口はぼくの地元でもあるのですが、近くにお住まいの方やお勤めをされている方にも社員食堂のメニューを召し上がっていただきたいと思っています。先々プリンなどのデザートや、総菜、野菜販売なども考えています。いつかワインスタンドもできたら面白そうですね。いろいろとチャレンジしてみたいんです」と山崎さん。

神戸トアロードにある『LA TABLE DE YAMASAKI』は「DEN PLUS EGG」が店舗をデザインしました。そんなつながりから、お店の営業時間帯と重ならないお昼の時間を使った山崎さんの社員食堂が実現しました。

社員食堂のキッチンに立つ山崎洋介シェフ。

近々キッチンに併設したカウンターが『DEN QUINA TO-GO』スタンドとしてオープンの予定です。社員食堂ランチボックスをはじめ、『エスキーナ』焙煎のコーヒーや焼菓子などのトゥ・ゴー(テイクアウト)を計画しています。

地域の憩いの場として新しい食の触れ合いの場になれるよう、これからも社員食堂と『DENQUINA TO-GO』をどうぞよろしくお願いします。

このカウンターが将来スタンドになる予定。

苦楽園のスタッフのためにつくられたお弁当箱に詰められた社員食堂プレート。もうすぐランチボックスとなって販売されます。

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